ゲット・アウト
皮肉とホラーとブラックユーモアと
ミクスチャーされた新感覚映画
★★★★★★★★☆(9)
個人的満足度(10)
ネタバレあり
黒人の主人公がフィアンセの
白人家族宅に招かれ遭遇する
不思議体験・・・からの悪夢。
なんとも形容がしづらいジャンル。
最初は人種間の社会派ドラマなのかな?
という展開から
サスペンスみたいになって
最後はホラーという展開。
アメリカの田舎町で捕らえられた主人公の恐怖体験
というホラー王道なのだが
王道感はまるでなしで斬新感のほうが強い。
シリアスに作られていながら
全体を覆うのはブラックユーモアだったりする。
監督・脚本のジョーダン・ピールはコメディアン。
テンポが良く一気にみられる
エンディングは本来の案であった
レイシズムの観点からのバッドエンドの方が
映画の本質と近く良かったとは思うけど
まぁ暗い終わり方もシンドイので
これで良かったのかなと。
(2017 アメリカ)