旧作7泊8日メモ

映画の忘備録

ダンケルク

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美しい海と空で繰り広げられる
壮絶撤退劇

 

総 合★★★★★★★★☆8)

満足度★★★★★★★☆☆☆(7)

 

 

第二次世界大戦ダンケルク大撤退を

エモく、美しく、スリリングに描く大抒情詩。

 

海と空の深い青緑が全編通して美しく

その中で喘ぐ兵士たちのコントラストが見どころ。

 

ロッテントマトのスコアは92%メメントダークナイトと並ぶくらい高い。

(更に名作だと思うインターステラー70%クリストファー・ノーラン監督史上最低点という謎)

とにかく高評価で高収益。

個人的には娯楽性が薄いのでどうもピンとこない。

 

ダンケルク撤退は

欧米人にはエモいテーマであるけど

東洋人にはあまりピンとこない

テーマであるから

抒情詩的なところに

イマイチ入れないものがあるのかな?

 

(2017 イギリス、オランダ、フランス、アメリカ)

 

ダンケルク(字幕版)

ダンケルク(字幕版)

 

 

 

スターシップトゥルーパーズ2

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あまり続編じゃない続編。

 

総 合★★★★☆☆☆☆☆4)

満足度★★★★★★☆☆☆☆(6)

 

 

part1の特殊効果担当のフィル・ティペットの長編初監督作

 

密閉空間ホラー+パラサイトゾンビものという

遊星からの物体X」の様式。

SFスプラッターホラーの王道ではあり

なかなか楽しい。

 

前作の1/10の予算の続編。。。一応は続編。

ただしロバート・A・ハインラインの『宇宙の戦士』との繋がりはないし

ファシズムに支配された人類vsバグスという大筋のテーマもあまり感じない。

一応お約束の政府プロパガンダCMは前後ではやるが本編との繋がり0。

 

本国では劇場作品ではなくテレビムービー。

なにもpart2でここまで

崩さなくてもいいのだが。

 

(2004 アメリカ)

 

 

万引き家族

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儚く美しく

 

総 合★★★★★★★★★☆(9)

満足度★★★★★★★★★★(10)

 

 

なんとも歪んだ形の上に
成り立つ幸せな家族。
見る側はその儚くも脆い幸せの
永遠を願わずにはいられないが
圧倒的なリアリティ描写の前に
幸せの持続はありえないし
それが不幸の連鎖にもなりうることを思い知らされる。
そんな状態での幸せを
渦中の祥太が終わらせることに
祥太の逞しさと
家族皆にほんの少しの救いがある。

安藤サクラの演技は圧巻。
凄い映画。

(2018 日本)

 

 

 

スターシップ・トゥルーパーズ3

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B級SF最高!

 

総 合★★★★★★☆☆☆☆(6)

満足度★★★★★★★★★★(10)

 

ロバート・Aハインラインの小説の『宇宙の戦士』の映画化である『スターシップ・トゥルーパーズ』(1997年、アメリカ)の3作目

 

圧倒的カルト人気を誇るPart1ポール・バーホーベン監督。

 

Part2が制作予算を1/10に落とした

密室空間スリラー的作品。

見応えはあるがバグズ繋がりなだけで

あまり繋がっていない続編。

 

そしてこのPart3がバーホーベンが制作総指揮に返り咲きPart23倍の予算をつぎ込み

Part11/3)

映画用オリジナルストーリーで

その後のPart1の主人公リコの戦いを描く。

 Part1から10年の歳月を経ていてオマージュ的な雰囲気も漂う

 

見所は全編に散りばめられた地球政府のプロパガンダ広告。かなりイカレていて面白い。

しかも最高司令官は歌手でスーパースターという設定。戦意高揚歌を歌いメディア戦略に徹する。反戦活動家はTV公開処刑

兵役に志願したもののみに参政権が与えられるバリバリのファシズム

 

Part1で登場しなかった

ガンダムなど80年代SFアニメの

モビルスーツの原点といわれる

ロバート・Aハインライン原作にある

パワードスーツは

ここにきて登場する。

 

隙が多いB級ムービーだが

SF然としてて楽しい。

 

 

(2008 アメリカ)

 

 

 

  トータル・リコール

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シュワちゃん版にはないPKディック感

 

総 合★★★★★★★☆☆☆(7)

満足度★★★★★★★★★☆(9)

 

 

PKディックの映像化の中でも
異色ながらも大成功例の
1990年ポール・バーホーベン監督のシュワちゃん
トータル・リコールのリメイク。
監督はアンダーワールドで名を上げた
ダイハード4.0のレン・ワイズマン

 

シュワちゃん版に沿いながら
B級SF感を排除して現代 SF調に
原作の小説と近年のPKディックの閉塞的な空気感に
かなり寄せている。


街並みのアジアンサイバーパンク感は
ブレードランナーに寄せている。

 

どうしてもシュワちゃん版と比べてしまうし
シュワちゃん版には敵わないが
単体で見ると十分楽しめる。

 

敵のコーヘイゲンはおじいちゃんだが
最後にはなぜか主人公とタイマン対決で
意外と強い。とかはいらないんじゃないかしらね。

(2012 アメリカ・カナダ)

マッドマックス2

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実質的には伝説的シリーズ第1作

 

総 合★★★★★★★☆☆☆(7)

満足度★★★★★★★★☆☆(8)

 

前作のヒットを受けて予算を大幅アップして臨んだ

シリーズ第二作。

といっても辛うじて主人公マックスの過去が前作と繋がっているものの

前作の現代劇とは全く違うSFも含んだ近未来バイオレンス。

物語は単純で核戦争後の荒廃した世界で
石油を奪おうとするならず者一派から逃げる逃走劇。

怒りのデスロードから30年前

ほぼスタイルはブレずに完成されている。

悪役のイカレ具合のディティールが最大の魅力。

 

(1981 オーストラリア)  

マッドマックス2 (字幕版)
 

 



 

マッドマックス

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伝説的シリーズの第1作

 

総 合★★★★★☆☆☆☆☆(5)

満足度★★★★★★☆☆☆☆(6)

 

暴走族の恨みを買って

子供を殺されたMAXが

復讐をはかる。

ただそれだけのシンプルな物語。

「怒りのデスロード」もただの逃走劇という

 シンプルなものだがディテールやスピード感で最高な映画なのだが

こちらはそのディテールが弱々。

 

79年当時としてはフォードをエンジン剥き出しに改造した

インターセプターや

カワサキをカスタマイズした極悪暴走軍団や

銃身を短くしたショットガンなどが

一つのワクワクするディテールになって

ヒットにも繋がっていると思うのだが

今見るとひたすら緩く、間延びした物語。

 

まさかこれが30数年を経てバケるとは。

 

(1979 オーストラリア)

 

マッドマックス(字幕版)

マッドマックス(字幕版)