ワイルドガン
古典的現代西部劇
総 合★★★★★☆☆☆☆☆(6)
満足度★★★★★★★★★☆(9)
ワイルドガン FORSAKEN
南北戦争が終わった頃のワイオミングの小さな町が舞台。
街の権力者が幅をきかせる無法地帯。
地上げに抵抗する市民は殺してでも土地を奪っていく。
そんな街に元ガンマンの男が帰ってくる。
という超わかりやすい物語。
単純ではあるのだけど
自分はこういう古典的な西部劇が好きで
楽しく見られた。
一度銃を捨てたガンマンが
再び銃を握るということは
相当な目にあうのが定石ではあるが
意外にケロッと再び銃を握る。
最後は敵に雇われた最強ガンマン(本当はいい奴)
と望まざる決闘・・・も
意外にケロッと回避する
あまり不幸を好まない製作者が
マイルドに作った感はある。
なんか懐かしくなるような街並みと
西部開拓史の情景。
実際に警察の目など届かない田舎町では
理不尽な力による横暴なども多かったであろう。
だからこそアメリカ地方部は
自衛が基本であり
西部劇を見ると現代の銃社会の
根っこの深さを見る感じでもある
2015年 アメリカ