HEAT/ヒート
キレキレの決闘劇
★★★★★★★★☆☆(8)
個人的満足度(8)
ギャングの世界しか
自分の表現手段がない男と
同じく刑事しか
自分の表現手段がない男と
違いを認め合いながら戦う男2人
漂いまくる哀愁。
あまり笑わない怖いデニーロの演技は最高。
同じくピリピリ神経質でワーカホリックな
アルパチーノも最高。
ゴッドファーザーIIでは共演シーンはないので
初共演作ということになる。
脇役も豪華名優だらけ。
強盗シーンや
銃撃シーンの重厚でシャープな見せ方は
さすがはマイアミバイスやスタスキー&ハッチなど
男ドラマでの叩き上げマイケル・マン
凄く迫力がある。
カシャっていう銃のブローバックの音一つとっても違うと思ってたら
やはり本物の銃で撮影してるし、
役者には実弾射撃で演技練習してもらってる
発射音も実物のものを使っているとのこと。
銃へのこだわりようハンパない。
クリストファー・ノーランがダークナイトを作るにあたって
この映画を研究したというのも頷ける。
キレキレ
(1994年 アメリカ)