ダンサー・イン・ザ・ダーク
主人公テルマの不幸物語。
★★★★★★★★☆☆(8)
一応ミュージカルであります。
現実のリアルな箇所は
ハンディカムのインディー映画のような
手持ち映像。
テルマの脳内HAPPYな幻想の箇所は
ミュージカルであり、
メジャー映画的な撮影・編集方法による映像。
そして
最後の曲だけは
ハンディカムの手持ち映像、
つまり現実の中の歌になっている。
「あ〜それ言っちゃダメじゃん」
「そこ言わなきゃダメじゃん」
のテルマの不器用すぎる生き方の
歯がゆさを見る映画でしょうか。
見る側が物語に入り込んでる箇所で
ミュージカルをぶち込んでくるのが
ちょっとシンドイ箇所もある。
歌が長いと感じる箇所もある。
ただ送り手からすると
歌の箇所が大切なのだろうと思う
テルマを演じるビョークの声は
カナリアの如く美しい。
喋り声がすでに音楽のよう。
(2000年デンマーク)