旧作7泊8日メモ

映画の忘備録

21g

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難解だが意義ある編集

★★★★★★★★ (8)

 

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

出世作になるのでしょうか。

開始30分弱まったくストーリーが見えない

難解な編集と伏線。

 

イニャリトゥの次作バベルも同じように

関係性のない人たちの人生が結びつくような構成であるし

交通事故のクラッシュも短編が結びつく編集だし

メメントみたいに時間軸を遡る編集もあるんだけど

どれとも違って時間軸をぐちゃぐちゃにしてるので

物語は難解に難解に。

ただし複雑な編集方式だからこそ

物語の偶然性を強調することになって

効果を発揮している

 

ショーン・ペンベニチオ・デル・トロの演技は最高。

人生の悲哀感がすごい。

 

これがバードマンという名作に結びつくわけで

イニャリトゥ天才だなと。

 

 

監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

出演

ショーン・ペン

ナオミ・ワッツ

ベニチオ・デル・トロ 

(2003年)

21グラム [Blu-ray]

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