抜き射ち二挺拳銃
ドン・シーゲル監督の初西部劇
総 合★★★☆☆☆☆☆☆☆☆(3)
満足度★★★★★★★☆☆☆(7)
こういう作品が
気軽に見られるなんてアマゾンプライム素晴らしい。
1952年の作品
上映時間なんと1時間17分。
そんな短いのに入り組んだサスペンス要素も入れてるので
人間描写などあったものではなく
心の声を使ったりナレーションを使ったりで
面倒なとこは説明で賄う。
見所としては乗馬戦闘シーン。
猛スピードでカメラを馬と並走させるカットは
現代アクションの礎という感じがする。
ダーティーハリーの20年前はこんなことをしてたのね。
Duel at Silver Creekが原題で
シルバークリークの決闘という題名なのだろうが
なぜ二挺拳銃という邦題なのかが謎。
二挺拳銃のシーンなどなく
当時の邦題は客呼び込めれば軽い嘘もアリなのかな。
物語はゴールドラッシュ時のカリフォルニアで
金鉱の権利を奪い取る悪党一味に
保安官が立ち向かう。
早撃ちの保安官が怪我の後遺症で
右手で銃を撃てないことを隠して
助手と共闘する。
というものだが
途中バンバン撃ち合うシーンで普通に右手で撃ってて
物語自体も細かいこと言うなといった感じ。
52年の映画でカラー映画は売り文句だったみたい。
日本公開は1959年、当時のアメリカとの封切りの時間差凄い。
(1952年 アメリカ)