旧作7泊8日メモ

映画の忘備録

真昼の決闘

 

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当時は斬新であったであろう新西部劇

 

総 合★★★★★★☆☆☆☆☆(6

満足度★★★★★★★☆☆☆(7)

 

原題: High Noon、1952年製作のアメリカ映画。

フレッド・ジンネマン監督による西部劇。

それまでの西部劇では、

主役は無敵のヒーローとして描くのが普通であったが、

暴力を恐れる普通の人間として描かれていることが最大の特徴。

この映画以降、西部劇の主人公の描き方は劇的に変わっていった。

上映時間は85分、

劇中内における時間経過も85分のリアルタイム劇

 

未だにアメリカ映画協会が選ぶ名作ランキングベスト100に入るものであり

映画の歴史的にはマイルストーン的名作ではある。が、

 

物語は主人公の初老保安官がかつて逮捕した悪漢が

街に復讐に戻ってくるので

迎え撃つというというものなのだが

街の人たちは騒動を敬遠して保安官には街から逃げろと言う。

 

悪漢が戻ると街が悪くなるかとか

保安官が街を救いただとか

そういったものではなく

逃げるのが騎士道に反するからとか

追いかけられてるのが個人的に困るからというのが

決闘の理由。

 

そんな「???」でも

時間進行がリアルタイム劇ゆえに

寸劇のようにテキパキ進んでいく。

 

結婚の相手は親子程年齢が離れた美女だし

決闘の大義も利己的だし

良くも悪くも人間的な主人公(笑)

 

全般に斬新ではあるが

さすがに古い映画だなぁといった感じ。

 

 

(1952年 アメリカ)

 

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