遊星からの物体X ファーストコンタクト
ジョン・カーペンター版をリメイク
★★★★★★☆☆☆☆(6)
個人的満足度(9)
SFホラーの傑作ジョン・カーペンター監督の
1982年リメイク版「遊星からの物体X」を
更にリメイク。
前作の3日前の南極ノルウェー基地での出来事を描く。
カーペンター版の
さりげなくも映画のセオリーをど返ししてる事として
女性が一人も出てこない。
現代版の思い切ったところは
女性をあえて主役にしている。
変化として無骨すぎず良い効果が出ている。
全体的にはカーペンター版へのリスペクトが
随所に見られる。
ただやれる事・やられる事は同じであるし
クリーチャーの造形も変えづらいし
既出感はかなりある。
前作を凌ぐような展開も見られない。
とはいえ
リメイクとしては
とても良く出来ていて
十分に楽しい。
実際に、取り込んだ細胞に擬態できる事で
人間取り込んでその人になりきってしまうような
エイリアンが南極観測所ではなく街に舞い込んでしまったら
人類は滅亡しちゃいそう。。。
そして1982年版に続く。
(2011年/アメリカ・カナダ)