ダークシティ
カルトSF
★★★★★★★☆☆☆ (7)
1998年の作品なのだけど
SFマニアの間で今なおカルト的な支持を得る
ダークSFスリラー。
昼のないダークシティで
記憶のない男が何者かに追われ、
自分のかすかな記憶を頼りに
謎を追うにつれ
街の謎と謎の団体が浮かび上がるという話。
壮大で有りえない設定であっても
本気で取り組むところ。
それこそがSFの真髄。
そういった意味では正しいSF。
フィリップ・K・ディック小説の映画化によくある
B級感溢れる仕上がりになっている。
(スクリーマーズやトータルリコールのような)
ジェニファー・コネリーといった
意外に大物の役者さんを使っている。
面白いかでいうと厳しいし
物語の展開も強引で
伏線の回収も納得行くほどでも無い。
一般的にはオススメ出来るものではないけど
自分のようなオバカSF好きには大好物であり
必見。
公開時のキービジュアルがコアファンから
作品の世界観を反映できてないと
作り直したらしいんだけど
その不評なビジュアルがコレなのかな?
なんか安直な作りよね?
時代なのかしら??
今使われてる
おじいさんのビジュアルの方が
はるかに良いな。
監督 アレックス・プロヤス
出演