タクシードライバー
尖りまくったスコセッシュ映画
総 合★★★★★★★★★☆(9)
満足度★★★★★★★★★☆(9)
正義とは?
(以下ネタバレ有り)
全く社会的な善悪や
一般常識に欠ける人間が
理由なき不満を抱え
何か一発やらかしてやろうと
振られた女が選挙応援する
大統領候補を殺してみようと様子みるも
セキュリティが厳しくあっさり諦め
未成年売春させられてる少女の
ヒモを殺して自らも死のうとしたら死に切れず
ただ、その後その行為がメディアによって
正義とみなされ英雄視されるという
社会を皮肉ったような結末。
単純にピュアでストーカー気質の男が
説明不可な凶行に至りそれが偶然社会正義だったと言う話。
今の商業映画監督のスコセッシュからは考えられない
クレイジーな映画。まぁとんがった映画です。
自分が中学生の時「名画」という触れ込みの元
期待値MAXで見てさっぱり受け入れられずキョトンとしてしまい
今見ても結構キョトンとしてしまう映画。
1972年アメリカ