コンタクト
カール・セーガン原作による真摯な SF
総 合★★★★★★☆☆☆☆(6)
満足度★★★★★★★☆☆☆(7)
地球外生命体との交信を研究している科学者が
信号をキャッチして相手と接触するという話で
経過や心理描写を丁寧に描いているので
もう長い長い。2時間30分。
大ネタは宇宙人とのコンタクトで
それがこんな典型的なやつだったら脱力だが
そこは一捻りあって
脚本的によく出来ている。
原作のカールセーガンは科学者であり
サイエンスコメンテイターみたいな人だったのに
こんな脚本構成力あったのね?という感じ。
宇宙の美しさを科学者である主人公が形容できなくて
「科学者ではない、詩人が来ないと」
というセリフにカールセーガンの
科学至上主義ではない人間味ある人柄を感じる。
なぜ観てみようと思い立ったかというと
インターステラーと同じプロデューサーだったので
気になって。
どちらも科学検証がしっかりしている
インターステラーは内容盛りだくさんで
長さは感じなかったが。。。
(1997 アメリカ)