テラフォーマーズ
攻めてる日本映画
総 合★★★★★★☆☆☆☆(6)
満足度★★★★★★★★☆☆(8)
日本映画がここまで
ド直球にSF映画に挑むことは
喜ばしいこと。
人気漫画の実写化なので成し得たことではあるけど
こういう作品が漫画というバックボーンがなくとも
突如作られるようになってほしい。
多数の登場人物
その各々の過去
各々の虫の解説
火星でのミッション…etc
物語に沢山の事を
詰め込んでいるが
よくまとまっている。
ただし物語は風呂敷を広げすぎて
回収不能になって
無敵無数のゴキブリを爆発1発で
全部片付けちゃうとか都合よすぎる箇所も多々ある。
スピード感とテンポは良いので
見ていて退屈しない。
だから漫画実写=三池崇史監督なんだろうけど
そこは冒険があってもいいのかも。
ゴキブリ人間の難しい造形を
CGでやろうとか、よく選択したなぁと思う。
おかげで面白い動きが出来ている。
全体にはCGは頑張っているが
メジャー作品として劇場公開するような
レベルには達してないお粗末な箇所もまだまだ多い。
ただし攻めてる日本映画。
余談ではあるが
ジャニーズの山下智久も出演しているが
映画のポスターからバッサリ排除されてるのは
本人にも作品にも何一つ得はない。
ジャニーズ事務所のブロマイド時代の間違った肖像権管理は
早く改善した方がいい
(2016 日本)