旧作7泊8日メモ

映画の忘備録

ミスティック・リバー

f:id:jimmys_nooker:20180911041602j:plain

重く深く流れる川のように

★★★★★★★★★(9)
個人的満足度(10)

 

心にトラウマを追った少年と

それに負い目を感じる2人の友人の

四半世紀後の殺人事件を巡って再開する物語。

 

クリント・イーストウッドが描いているものは

流れる時間と変わらぬ心。

 

何が悪いとか誰が悪いとか言わずに

物語は淡々と流れる。

アメリカ建国時代から変わらぬであろう

地方都市の閉塞感のなかで

 

シャッター・アイランドと同じ原作者

デニス・ルヘインの小説の映画化。

螺旋状に入り組んだ物語が絡み合っていく。

物語は素晴らしいけど映画がもたらす空気感や名優達の演技。

 

素晴らしい作品だと思う。

 

昔これをみたときは

そうは思わなかった。

退屈で暗い映画。

今とは全然違う印象を持っていた。

 

いつみるかで映画の印象はガラッと違うんだなぁ〜

 

 

 (2003年・アメリカ)

 

ミスティック・リバー (字幕版)