アルゴ
タバコ吸いすぎ
★★★★★★☆☆☆☆ (6)
1979年のテヘランで起きた
アメリカ大使館人質事件救出作戦
クライマックスの飛行場のシーンは緊張感がある。
ハンディカメラを使ったブレながら撮る演出も
緊張感を煽る良い演出。
全体フィルムっぽい質感、
ダイアーストレイツや
ローリングストーンズなどの
渋い音楽も凝っている。
架空の映画ロケハンを装って
人質を救うという話は面白い。
とはいえ
TVの再現ドラマで30分程度で済む内容を
無理やり2時間に水増しした感じで全体的には薄い。
特にアメリカでの工作準備シーンが冗長であり
ハリウッド映画調のPOPな仕上がりで残念。
アカデミー賞作品賞であります。
あとどーーでも良い話だが
タバコのステルス広告は今、
この作品のような
時代再現ドラマに息づいている
いくら79年だとはいえ
吸いすぎ写しすぎ不自然すぎのステマ感。
監督ベン・アフレック
出演ベン・アフレック他
(2012)